増大、精力系、活力サプリの真実
男性向けのサプリメントでは主に増大系、精力系、活力系の三つのジャンルに分けられる事が多いです。
ではこの三つには具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
見ていきましょう。
精力や増大などのジャンルは存在しない
実は精力系サプリや増大系サプリ、活力系サプリという正式な製品ジャンルは存在しないのです。
これらはサプリメーカーが商品を売る際のターゲットのニーズに合わせて付ける単なるキャッチコピーです。
つまり、大体男性向けサプリに配合されている成分はどれもほぼ同じなのです。
いずれも男性の活力や欲求、サイズの源となる男性ホルモンのテストステロンの分泌促進と、強く硬い立ちを作り出す血流改善効果のある成分ですね。
後はそれをサプリメーカーが販売目的に合わせた広告を出すだけです。
特に海外のサプリメントには法律に触れるような大袈裟な広告の出し方をしている場合もありますが、配合されている成分は同じです。
配合成分は目的によって異なる
とはいえ、目的別で配合成分に傾向はあります。
男性向けサプリでは、マカに亜鉛、マムシにスッポンやニンニク、アルギニンやシトルリンなどのアミノ酸がお馴染みです。
これらの成分は、それぞれのサプリの目的によって若干違う配合がされています。
例えば増大系サプリでは血流改善効果のあるアルギニンやシトルリンなどのアミノ酸が主成分である事が多いです。
精力系サプリでは性欲に影響がありそうなマカや亜鉛ですね。
活力系サプリではマムシやスッポン 、ニンニクなど昔から滋養強壮に効果的とされている成分が目立ちます。
このように主成分は少しずつ異なっているのです。
ただ、これはあくまでセールスポイントにしている成分であって、これらの成分はどの系統の男性向けサプリにも配合されています。
いずれも効かない製品が95%
実は上記の成分のほとんどは、男性機能に作用して改善する効果は確認されていないのです。
例えば、マムシやスッポン、ニンニクは昔から活力の源として知られてきました。
確かにマムシ、スッポン、ニンニクは高栄養価で体に良く、摂取によって元気が出る可能性は十分にあります。
ですが、いわゆる夜の活力への直接的な効果は確認されていません。[参照] [参照]
そして、マカやアルギニンにシトルリン、亜鉛なども過大評価されている成分です。
アルギニンやシトルリンは一酸化窒素(NO)による血行促進効果が確認されているため、結果的に下半身の立ちの改善につながります。
しかし男性機能の衰えに対し、この二つの成分による血流の改善だけでは弱く、満足するほどの効果は得にくいのです。
さらに、亜鉛は男性ホルモンであるテストステロンに関係し、精子の形成や運動に影響があるとされています。
しかし亜鉛は摂取不足が問題となる成分であり、むしろ必要以上に摂ると吐き気やめまい、免疫障害などの副作用が出る可能性があります。
つまり、亜鉛をサプリによって摂取しても最低限の健康レベルになるだけなのです。
以上の事から、これらの成分だけを配合したサプリでは大した効果は期待できない事が分かりますね。
正しい男性向けサプリの選び方
では、どんなサプリが男性機能の改善が期待できるのでしょうか。
注目するべきポイントを詳しく解説します。
科学的根拠豊富な原料の採用有無
やはりまず見るべきは配合されている成分についてです。
先に例を挙げた単なるイメージに過ぎない成分や、効果を期待するには弱い成分ではなく、しっかりと科学的な根拠に基づいた成分が配合されていれば、サプリメントの有効性は高いと言えます。
例えば、卵の卵白を酵素分解し造られているランペップは男性機能の改善効果で特許を取得してます。
そして、テストフェンとLJ100はテストステロンの分泌の促進効果による特許取得成分です。
他には医療メディアの「HealthLine」によって血流悪化によるEDの改善効果が期待できると発表されたサビートもオススメですね。
さらにS7(SPECTRA7)は、アルギニンやシトルリンなどの従来の血流改善効果のある成分とは全く異なるメカニズムで一酸化窒素の分泌を促し血行を促進する最先端の成分です。
加えて、小腸の働きを活性化させて栄養の吸収を促進するアストラジンやバイオペリンという成分もあります。
実際にサプリメントなどから摂取した栄養のほとんどは吸収されずに排出されるため、この二つの成分は必須と言っても過言ではありませんね。
有効性の高さに拘るなら、以上のような科学的な根拠がある成分が配合されているサプリメントを探してみてください。
サイズも活力もテストステロンが重要
テストステロンは95%が精巣(睾丸)で造られる男性ホルモンで、性欲や下半身の立ち、精子の質など男性のパフォーマンスに多大な影響を与えます。
男性機能の衰えは、このテストステロンが20代半ばの全盛期から加齢と共に減退していく事が大きな原因になるのです。
さらにテストステロンは下半身のサイズにも関わってきます。
下半身のサイズは、ピークになる20代半ばまでにどれだけテストステロンが分泌されるかに左右されます。
特に胎児の時期に母親から受ける影響は最も大きく、母親の体質や健康状態によって下半身の成長が妨げられる可能性もあるのです。
そして、生後0〜3ヶ月後に分泌されたテストステロンの量がその後の下半身のサイズに重要になります。
その後思春期の第二次性徴で、活発にテストステロンが分泌され下半身は急激に成長するのです。
これらの事からも、テストステロンは男性機能にとって大切な成分なのです。
先にも紹介しましたが、LJ100やテストフェンはそのテストステロンの分泌を促す効果が確認されている成分です。
男性機能に本気でお悩みなら、この二つが配合されているサプリメントがオススメです。
各成分あたりの推奨量と配合量をチェック
成分にはそれぞれ、推奨摂取量が規定されています。
これは過剰な摂取を防ぐ目的もありますが、人体にとって有効な量の目安にするためでもあります。
どれだけ効果的な成分であっても、必要な量を摂らなければ効き目は現れません。
例えばテストステロン分泌を促すLJ100では、1日の有効摂取量は50mgから200mgとなっています。
同じくテストステロン分泌促進のテストフェン では、600mgが1日の推奨摂取量とされています。
さらに、血流改善効果がある最先端の成分S7は50mgが1日の推奨量です。
このように各成分には効果を得るために必要な摂取量があるのです。
しかし、成分を数百種類も配合しているサプリでは各成分の配合量が極端に少なくなりますよね。
このようなサプリメントでは有効的なな量が摂れていない可能性があるため効果も期待できないのです。
各成分の摂取量に基づき、しっかりと配合されているかに注目すれば、効果的なサプリメントが見つかるはずです。
まとめ
さて、男性向けサプリに正式なジャンルは存在せず、含まれる成分はどれも大体同じである事がわかりました。
有効的なサプリメントを選ぶには中身の成分に科学的な根拠があるのかしっかり調べ、配合量はしっかり推奨量が取れるように計算されているか注目するべきなのです。
皆様がこれを参考に、より有効性の高いサプリメントと出会えることを願っています。
それでは、お付き合いいただきありがとうございました!