サプリメントのような専門的な知識がなければ見極めが難しいものを買う際に、皆さんは何を最終的な判断材料にしますか?
例えば、有名な専門家などが監修しているサプリメントは信頼できそうですが、果たして本当に効果があるのでしょうか。
徹底的に解説していきます。
続々登場する専門家監修の男性向けサプリ
最近では日本でもサプリメントの認知と需要は高まりつつあり、様々な商品が販売されています。
その中でも売れている商品には、根拠がわかりやすいという共通点があります。
アスリート監修のHMBやプロテイン、EAAや医師監修の健康維持サプリ、セクシー女優推薦の活力系のサプリのように専門家やその業界の関係者に後押しされている物ですね。
確かに専門的な知識がありそうな第三者がオススメしていれば、つい購入してしまうのも分かります。
しかし専門家監修や有名人推薦のサプリと中身がほとんど同じサプリが、日の目を見ず売れていないケースは多いです。
つまり、監修・推薦されているサプリの方がより効果が期待できるというわけではないのです。
それでは果たして監修とは具体的にどういうことなのでしょうか。
さらに広告塔として専門家や業界関係者を起用してもちゃんと利益は出ているのでしょうか。
このような疑問が残る限り、監修・推薦されているサプリは決してオススメできません。
医師や有名人推薦サプリをおすすめしない理由
先にも述べたとり、〇〇監修のサプリの多くはとてもオススメできるものではありません。
その理由として以下の3つが挙げられます。
理由1.開発ではなくあくまで監修
専門家・医師監修というと、大半の方が専門な知識を持つ業界関係者が開発に大きく携わっている印象があるのではないでしょうか。
しかし、実は開発と監修は内容が全く違うものなのです。
監修とは、出来上がった製品の品質や広告の出し方などをチェックすることを指します。
つまり、自社ですでに企画・開発が完了している製品でもお金を払うことで専門家監修と明記することができるのです。
さらに監修しているからといって本当に専門的な知識があるのかも定かではありません。
例えば監修している医者の方が全く異なるジャンルの専門医であっても、監修者として雇う事ができるのです。[参照]
要するに、専門家や業界関係者の監修は十分な根拠にならないという事ですね。
理由2.中身ではなく広告にお金がかかる
やはり専門家や関係者に監修者となってもらうには多額の費用がかかります。
なぜわざわざ大金を払い専門家や関係者を雇うのでしょうか。
それは、専門的な知識がある第三者が監修しているという箔を付けることで信頼を得るためです。
つまり宣伝効果を狙ったものなのです。
しかし、会社としてサプリを売って利益を出す必要がある以上、このような専門家監修などの広告費を払うとその分原材料の成分にお金をかけられなくなりますよね。
例えば、専門家や医師が監修している男性向けのサプリの中身は、ニンニクやマカ、アルギニン、シトルリンなどが多く見られます。
そして、実際にこれらの成分はどれも非常に安い成分ばかりなのです。
それこそ専門的な話になりますが、有効性の高い成分はその希少性から値段も高額になるため、他にお金をかけていると配合できないです。
つまり、最先端で効果的な成分を配合することよりも、製品を売ることにお金をかけているわけですね。
理由3.本当に良いサプリは宣伝しなくても継続される
そもそも本当に専門家監修という箔を付ける必要はあるのでしょうか。
製品に自信があるなら、わざわざ高額な費用をかけ広告塔を雇わなくても良さそうですよね。
飲んだ人が本当に満足できる製品なら、何もしなくても継続されるはずですから。
しかし、中身がスカスカのサプリは定期縛りがあったり解約の際に違約金が発生したりと、試しづらい製品になってしまいます。
そしてこの傾向は〇〇監修となっているサプリにもよく見られるのです。
要するに〇〇監修サプリの多くは、うらを返せば専門家や関係者の信頼性に依存して販売されているとも考えられるのです。
まとめ
以上のように、専門家や業界の関係者などに監修してもらっているサプリの多くは、肝心の配合成分には拘っていない場合が非常に多いです。
さらに、異なるジャンルの専門医であっても監修できるため、その根拠も乏しいのです。
もし世間の信頼を得ているサプリではなく本当に効くサプリをお探しでしたら、誰が監修しているかではなく配合されている成分に着目してみてください。
それでは、また次回にお会いしましょう!